ステロイド剤

治療中は免疫力を下げる為治療中は使えない

「ステロイド=抗炎症作用」という事は把握していても、実際にどのような働きがあり、どんな時に使っていいのか、反対に使ったらダメなのはどんな時なのかいまいちわからないかもしれません。

そこで、カンジダ症との関係について調べてみると、ステロイド剤の使用有無がキーワードとして関連してくる事があり、やはり、かゆみ対策として使用してもよいというイメージもつきまといます。

しかし、実際には、カンジダ症が現れている時には、使用してはいけません。
ステロイド剤の持つ抗炎症作用は、同時に免疫力を低下する働きがあるからです。

この免疫力低下は、外用薬なら塗った場所に局所的ですが、内服薬を長期服用すると感染や糖尿病の悪化にも繋がるそうです。これは、怖い…。

ステロイドというのは”副腎皮質ホルモン”の一つですが、ヒトの体内でも分泌されているホルモンでもあります。副腎(腎臓の上に結合している臓器)の外装部分である皮質という組織から分泌されています。

これらは、厳密には違えど、ほぼ同じものと解釈されているようです。
副腎皮質ホルモンには、炎症の抑制、炭水化物の代謝やタンパク質の異化、そして、免疫反応などがあります。

ステロイドの働きからも推測できるように、副腎皮質ホルモンの体の中での最も大きな働きが”体内で起こっている炎症を軽くする”というものです。

「体も副腎皮質ホルモンによって抗炎症作用を行っているなら、同じ作用のステロイド剤を使っても問題無いのでは?」と思ってしまいますが、ステロイド剤は、あくまでも炎症を抑えるだけで異常増殖したカンジダは減らない。

そうなると、再度悪化する原因を残したままなので、ステロイド剤の使用は不適切であり、炎症を抑える働きよりも必要なのは、真菌を殺菌する抗真菌薬なのだと理解できます。

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追記