亀頭包皮炎の市販薬を選ぶなら

ラミシールではなくロテュリミンが最適

亀頭包皮炎とは、雑菌がペニスに感染する症状の事ですが、この感染源となるのは、カンジダ、大腸菌、黄色ブドウ球菌などがあります。この時、亀頭と包皮の両方に起こる事から、亀頭包皮炎と呼ばれています。

中でも、カンジダ症として起こる亀頭包皮炎の場合に最適な市販薬は、ラミシールATクリームではなくロテュリミンAFだそうです。

▼ラミシールATクリーム:テルビナフィン塩酸塩

非アゾール系の抗真菌薬で白癬菌や皮膚カンジダ症に適用。
幅広い抗真菌スペクトルを持ち、真菌細胞膜の生成を阻害する働きに関与します。中でも白癬菌に対する抗菌作用が強い薬です。

▼ロテュリミンAF:クロトリマゾール

アゾール系のうちのイミダゾール系に属する抗真菌薬。
こちらも、ラミシール(テルビナフィン塩酸塩)同様に、真菌細胞膜の成分として必要なエルゴステロールの生合成を阻害する事で殺菌する働き。

シンプルに使い分けするなら、水虫対策にはラミシールATクリームが有効であり、カンジダ性亀頭包皮炎には、ロテュリミンAFという事になります。

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海外でドラッグストアで市販されている薬

カンジダ性亀頭包皮炎の治療に最適なロテュリミンAFですが、海外(アメリカなど)では、市販薬として当たり前に使われている薬です。

「日本で売られていないのは、副作用が強いとか?」と思われるかもしれませんが、クロトリマゾールは副作用も少ないそうです。

ロテュリミンAFを亀頭包皮炎の治療に用いる場合、沈静化までに1週間~2週間程度と言われていますが、亀頭包皮炎は治ったと思って油断していると再発する厄介な症状なので、念のため、1ヶ月~1ヶ月半は塗るようにした方が良いと言われています。

基本的な使い方は、朝晩の1日2回。

カンジダ性亀頭包皮炎になりやすいタイプ

男性の場合、カンジダが性器に棲み着いていても症状が現れる事は、それほど多くないそうですが、以下の場合は、症状が出やすい傾向にあると言われています。

  • 洗いすぎて皮膚が傷ついた
  • 包茎で菌が溜りやすい
  • 糖尿病で体内の糖質が多い
  • 抗生物質の継続使用
  • ステロイド剤の継続使用
  • 消耗性疾患がある

カンジダ性亀頭包皮炎の原因となるカンジダ・アルビカンスは、カビの一種ですが、本来は女性に起こりやすい感染症です。

その理由は、カンジダが大腸に多く居て便を介して女性器へ感染しやすい事が一つ。
女性器自体が常に湿り気を帯びていて菌が増えやすいからがもう一つ。対して、包茎は、後者と似た状況から菌が培養されやすいのです。

アレルギー反応や炎症を意図的に緩和するステロイド剤の使用に関しては、それに伴い皮膚表面の免疫力も落ち常在菌が増殖しやすくなり、その一つとしてカンジダが含まれるという事です。

カンジダ菌は、糖質を糧に増殖します。
糖尿病になると亀頭包皮炎になりやすくなると言われていますが、実際に糖尿病性亀頭包皮炎という病名もあります。また、この症状を繰り返す患者さんの尿検査をして尿糖が検出されるケースもあるそうです。

続いてステロイド剤の使用は、これ自体が炎症を抑えるのに最適でも、その反面、免疫力を抑制する働きもある為、結果的にカンジダの悪化や再発の恐れがある事が問題です。

同じように、消耗性疾患は、慢性的な病気で体力や抵抗力が落ちている状態なので、これもステロイド剤を使用した時と同様に、普段増殖を抑えられている菌がバランスを崩し増えやすくなってしまうという事になります。

感染原因や症状の特徴

亀頭包皮炎を患うと、亀頭や包皮の部分に発赤やただれが見られ、同時に軽い痛がゆさを感じる事もあります。

感染経路として、性行為がまず一つですが、確率としては、全体の5~10%程度と言われているので、それほど高くありません。性行為による感染の場合、摩擦で傷が出来てしまうと、そこから細菌や真菌が皮膚の内側に入り込み感染を起こします。

また、女性がカンジダ膣炎を発症している時に性行為を行うと、それがきっかけで感染する場合もあるそうです。加えて、人間の口腔内には多くの雑菌が居るので、オーラルセックスを行う事で感染を助長してしまう事もあるそうです。

ただし、こうした女性との関係を持つ事での感染だとしても、性感染症ではなく、あくまでも常在菌が傷口に入り込むなどで起こるものと区別されています。

他にも、自慰行為で小さな傷が出来た事が関係していたり、洗いすぎも良くないと言われています。

いずれも、ヒトの体の表面には、カンジダ(菌)が常在菌として常に居るワケなので、それが、本来入るべきではない皮膚の内側に入ってしまうと、カンジダのエサとなる当分が多いので、一気に増殖する危険があるという事ですね…。

再発を起こさせないようにするには?

亀頭包皮炎と言えば、再発しやすいというイメージがありますが、その原因の中でも一番多いのは、”完治していないのに自己判断で治療を中断してしまう”事だそうです。

心当たりがあるかもしれませんが、そうして再び亀頭包皮炎を悪化させてしまうというのは、そもそも無駄な治療時間を増やしてしまうだけで、元も子もありません。
そうならないようにするには、”治ったと思っても油断しない事”に他なりません。

「ところで自然治癒の可能性は?」

と考える事もあるかもしれませんが、現状は、中々難しいようです。
もしも、自然治癒の可能性があるとすれば、包茎では無いのにたまたま感染してしまったが症状は軽度な場合。もしくは、常に通気の良い状態を保てるなどかもしれません。

ただし、この場合でも、見た目や自覚症状としては、ほぼ治ったと思っていても、実際には、菌がまだ忍び込んでいる可能性があるので、それらを踏まえると、自然治癒のような免疫力に任せるのではなく、しっかり殺菌してくれる薬を使うのが手っ取り早いのではないでしょうか。

再発防止に繋がるボディソープがある?

ロテュリミンAF以外でカンジダ性亀頭包皮炎の治療に用いる事ができる方法をチェックしてみると、注目されているのは、ドクターズチョイスのファンガソープEXを併用するというものでした。

この製品は、殺菌力に優れたティーツリーオイルを主成分として配合している液体ソープですが、男女のカンジダ症や水虫の早期治療、その他の皮膚感染症の治療や予防に用いられるケースが増えているそうです。

とにかく、細菌や真菌などによって起こった皮膚のトラブルに強いという印象がうかがえます。

「石けんに殺菌力が期待できるのか?」と思われそうですが、その裏付けとなっているのは、リピーターの多さ。

Amazonでも同じものが販売されているのでチェックしてみると分かりますが、200人以上がレビューをした平均が4.6と高いものでした。

尚、ファンガソープEXは、ロテュリミンAFを取り扱う正規代理店のウェブサイト経由の方が安いので、二つ合わせて購入してみるのが良さそうです。

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追記